【二字熟語】
執着
【読み方】
しゅうちゃく
「しゅうじゃく」とも読む。
【意味】
一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。
【語源・由来】
「執」は「とりついて離れない。」
「着」は「心がとらわれる。」
【類義語】
頓着、固執
【対義語】
諦観、諦念、断念、無頓着
執着(しゅうちゃく)の使い方
芸能プロダクションがともこちゃんに執着して、アイドルデビューを勧めていると聞いたよ。
壁に耳あり障子に目ありね。どこから漏れたのかしら。
芸能プロダクションに執着されるってすごいことだよね。
どんなに説得されてもアイドルにはならないわよ。
執着(しゅうちゃく)の例文
- 健太くんは、生きることへの執着心が強い。
- この世に執着すればするほど生きづらくなる。
- この仕事に執着しなければならない理由はない。
- 社長の座に執着している。
- 称号や名誉に執着していない。
「執着」と「拘泥」の違いは?
「執着」に似ている語に「拘泥(こうでい)」があります。
「拘泥」は、「こだわること。必要以上に気にすること。」という意味です。
「執着」は、「金に執着する」のように、心をとらわれてこだわることをいいます。対して「拘泥」は、「勝敗に拘泥する」のように、必要以上に気にすることをいうので意味が違います。
また、「拘泥」は、主に文章で使われる点も「執着」と違います。