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「自責」の意味と使い方や例文!「自責の念に駆られる」とは?(類義語)

【二字熟語】
自責

【読み方】
じせき

【意味】
自分で自分を責めとがめること。

【語源・由来】
「自」は「みずから。じぶんひとりで。」
「責」は「せめる。とがめる。」

【類義語】
自問

自責(じせき)の使い方

ともこ
健太くん。簡単に死ぬとか死んでしまえって言っては駄目よ。
健太
なんで?むかつくやつはいなくなったほうがいいじゃないか。
ともこ
本当に死んだら自責の念に駆られるわよ。
健太
後悔先に立たずってやつか。発言には注意しないとだめだね。

自責(じせき)の例文

  1. 私はあの苦渋にみちた自責だけは今もなほ歴々と思ひ出すことができる。(坂口安吾 訣れも愉し)
  2. それでは何も後悔し、何も自責することはなかったではないか。すべていいようになったのだ。(ヴィクトル・ユゴー、レ・ミゼラブル)
  3. 自分のせいでペットが死んでしまったと自責の念に駆られた。
  4. あの時手を離さなければ彼女を救うことができたのにと、自責の念を抱き続けた。
  5. 施設に預けたことで認知症が悪化したのではと自責の念に駆られる。

「自責の念に駆られる」とは?

自責」を用いた表現の一つに「自責の念に駆られる(じせきのねんにかられる)」があります。

自責の念に駆られる」とは、自分で自分を責める気持ちになるという意味です。

【例文】

  1. 詐欺の被害に遭った被害者は、騙された自分が悪いと自責の念に駆られる
  2. 家族に感染症をうつしてしまい、自責の念に駆られる