【二字熟語】
終焉
【読み方】
しゅうえん
【意味】
生命が終わること。死を迎えること。また、その時。臨終。最期。末期 (まつご) 。比喩的にも用いる。
【語源・由来】
「焉」は「ここに」の意を添える助字。
【類義語】
終末、終局、劫末
【対義語】
黎明、開闢、起源
終焉(しゅうえん)の使い方
健太くんのおじいちゃん、引っ越すって本当?
そうなんだ。長野県を終焉の地に選んだんだ。
縁があるの?
ないんだ。旅行に行って気に入ったんだって。
終焉(しゅうえん)の例文
- 大阪の御堂筋に芭蕉終焉の地があります。
- 人生の終焉を迎える。
- バブル経済は終焉を遂げた。
- ノストラダムスは人類の終焉を予言した。
- ブームは必ず終焉を迎える。
「終焉」と「終末」「終了」の違いは?
「終焉」に似ている語に「終末(しゅうまつ)」「終了(しゅうりょう)」があります。
「終焉」と「終末」の違いは?
「終末」は、「物事が最後に行きつくところ。おわり。しまい。」という意味です。
「終焉」も「終末」も、物事の終わりをいいます。
しかし、「終焉」のほうが「終末」よりも「生命が終わること。最期。末期(まつご)。」という意味のニュアンスが強いです。
「終末」は、物事が最後に行きつくところをいい、「事件の終末」のように、物事が終わって結果が出ることというニュアンスが強いです。
「終焉」と「終了」の違いは?
「終了」は、「物事がすっかりおわること。また、おえること。」という意味です。
「終焉」も「終了」も、終わることをいう語です。
しかし、「終焉」が、主に生命が終わることをいう点が違います。