【二字熟語】
終活
【読み方】
しゅうかつ
【意味】
人生の終末を迎えるにあたり、延命治療や介護、葬儀、相続などについての希望をまとめ、準備を整えること。
【語源・由来】
「就職活動」の略である「就活」のもじり。「終末活動」の略か。平成21年に「週刊朝日」で連載された「現代終活事情」により広く知られるようになった。
【類義語】
エンディングノート、遺言信託
終活(しゅうかつ)の使い方
終活をテーマにした書籍が多いわね。
高齢化社会だからね。
終活が一大産業になる日が来るなんて思わなかったわ。
僕たちの世代なんて終活の前に、年金が大幅にカットされて、老後の生活問題を抱えているから大変だよね。
終活(しゅうかつ)の例文
- 自分の死後に関して、自分で責任をとる終活ブームが起きた。
- 人生は儚いのだから、終活は何歳から始めてもいい。
- 終活関連記事は人気がある。
- 終活の一環として、存命中に自分の葬儀の準備を済ます。
- 終活がテーマのドラマだった。
「終活」と「生前整理」の違いは?
「終活」に似ている語に「生前整理(せいぜんせいり)」があります。
「生前整理」とは、「生きているうちに、死後のことを考えて、財産や身辺の整理をすること。終活の一つ。」という意味です。
「遺品整理(いひんせいり)」ともいいます。
「終活」は、人生の終末を迎えるにあたり、延命治療や介護、葬儀、相続などについての希望をまとめ、準備を整えることをいい、「生前整理」は、その「終活」の一つです。