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「粛粛」の意味と使い方や例文!「粛々と進める」とは?(類義語)

【二字熟語】
粛粛

【読み方】
しゅくしゅく

【意味】
①ひっそりと静まっているさま。
②おごそかなさま。厳粛なさま。威厳をもって物事を行うさま。
③つつしみうやまうさま。

【語源・由来】
「粛」は「心・規律などを引き締める。身が引き締まるほど厳しい。つつしむ。物音を立てない。」

【類義語】
淡々

粛粛(しゅくしゅく)の使い方

ともこ
今回のスキャンダルで首相は引責辞任するのかしら。
健太
粛粛と任期終了まで職責を全うするって発言していたよ。
ともこ
図太いわね。
健太
図太くないと政治家にはなれないよ。

粛粛(しゅくしゅく)の例文

  1. 葬列が粛粛と進む。
  2. 粛粛と実務に励む。
  3. 計画を粛粛と進める。
  4. 我々にできることは、粛粛と任務を遂行することだけだ。
  5. 鞭声粛粛(べんせいしゅくしゅく)夜河を過(わた)る。(上杉謙信が武田信玄の機先を制すべく、夜、馬に鞭打つ音も静かに千曲川を渡ったときの情景を詠んだ詩句。)

「粛粛と進める」とは?

粛粛」を用いた語の一つに「粛粛と進める」があります。

粛粛と進める」とは、黙々と、また淡々と物事を進めることという意味です。

【例文】

  1. 研究を粛粛と進めた。
  2. 大改革は、粛粛と進められた。