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「収拾」の意味と使い方や例文!「収集」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
収拾

【読み方】
しゅうしゅう

【意味】
①ひろい集めること。
②混乱をおさめ、状態を整えること。

【語源・由来】
「収」は「取りまとめる。まとまる。」
「拾」は「ひろう。あつめる。ひろい上げる。」

【類義語】
対処、対応

収拾(しゅうしゅう)の使い方

健太
クラスが荒れて収拾がつかないことになっているよ。
ともこ
問題の早期収拾を図らないと、教育委員会がしゃしゃり出てくるわよ。
健太
それは大変だ。
ともこ
私の手で、今日中に事態を収拾させてみせるわ。

収拾(しゅうしゅう)の例文

  1. 事態の収拾がつかない。
  2. 健太くんが事の収拾にあたる。
  3. 混乱の収拾に成功する。
  4. 政局を収拾する。
  5. ストライキが収拾される。

「収拾」と「収集」の違いは?

収拾」に似ている語に「収集(しゅうしゅう)」があります。

収集」は「蒐集」とも書きます。

①寄せ集めること。(例:ごみの収集日。)
②趣味・研究などのために集めること。また、そのもの。コレクション。(例:資料を収集する。切手の収集家。)

収集」も「収拾」も「集める」という意味があります。

しかし「収拾」は、「拾い集める」という意味で、「拾う」という意味に重点を置いている点が異なります。

また「収拾」は、「混乱をおさめ、状態を整えること。」という意味を含み、その点も「収集」と違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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