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「私見」の意味と使い方や例文!「私感」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
私見

【読み方】
しけん

【意味】
自分一人の意見・見解。また、それを謙遜していう語。

【語源・由来】
「私」は「公でない、個人の立場。自分一身に関すること。わたくし。」
「見」は「みるところ。物のみかた。考え。立場。」

【類義語】
私意、意見、所存

【対義語】
世論、総意

私見(しけん)の使い方

ともこ
健太くんは誰が犯人だと思う。
健太
私見だけど、この子じゃないかな。この子だけアリバイがないんだよね。
ともこ
なるほど。確かにこの子が犯人かもしれないわね。
健太
外れたら恥ずかしいな。

私見(しけん)の例文

  1. 私見を述べさせてもらうなら、ここはもっと良くすることができそうだ。
  2. あくまで私見だけど、アイデアよりプロットのほうを重視した方がいいと思う。
  3. 私見にすぎないが、お化けはいないと思う。
  4. 私見でいいから意見を聞かせてくれないか。
  5. 私見だけど、A型は真面目な人が多い傾向がある。

「私見」と「私感」の違いは?

私見」に似ている語に「私感(しかん)」があります。

私感」は一個人として抱く感想という意味です。

私見」は「意見」をいう語であるのに対して、「私感」は「感想」をいう語である点が違います。また、「私見」には謙遜の意味がありますが、「私感」にはありません。

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