【二字熟語】
蒐集
「収集」とも書く。
【読み方】
しゅうしゅう
【意味】
①寄せ集めること。
②趣味・研究などのために集めること。また、そのもの。コレクション。
【語源・由来】
「蒐」は「寄せ集める。」
「集」は「あつまる。あつめる。」
【類義語】
採集、採取
【対義語】
配達、散逸、分配
蒐集(しゅうしゅう)の使い方
健太くんは切手の蒐集が趣味だったわよね。
そうなんだ。僕のコレクションを見る?
今、50円切手を使いたいんだけど、かわいい切手はある?
僕のコレクションは永久保存用だよ。
蒐集(しゅうしゅう)の例文
- 健太くんは蒐集癖があって、何でも拾ってくるんだ。
- コインの蒐集家である彼にこのコインを見せたら欲しがりそうだ。
- 彼の死後蒐集していた絵画は市に寄付されました。
- 彼女が蒐集していたものにそんなに価値があるとは思えない。
- ともこちゃんは趣味の蒐集の為なら金に糸目を付けぬ。
「蒐集」と「収集」の違いは?
「蒐集」は「収集」とも書きます。
「収集」の「収」は、「蒐集」の「蒐」の異体字です。
なので「蒐集」も「収集」も同じ意味です。
「異体字」とは、標準の字体とは異なるが、意味・発音が同じで、通用する漢字のことをいいます。
「煙」に対する「烟」、「群」に対する「羣」など。また、広く異体仮名を含めていう場合もあります。