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「蒐集」の意味と使い方や例文!「収集」との違いは(類義語・対義語)

【二字熟語】
蒐集

「収集」とも書く。

【読み方】
しゅうしゅう

【意味】
①寄せ集めること。
②趣味・研究などのために集めること。また、そのもの。コレクション。

【語源・由来】
「蒐」は「寄せ集める。」
「集」は「あつまる。あつめる。」

【類義語】
採集、採取

【対義語】
配達、散逸、分配

蒐集(しゅうしゅう)の使い方

ともこ
健太くんは切手の蒐集が趣味だったわよね。
健太
そうなんだ。僕のコレクションを見る?
ともこ
今、50円切手を使いたいんだけど、かわいい切手はある?
健太
僕のコレクションは永久保存用だよ。

蒐集(しゅうしゅう)の例文

  1. 健太くんは蒐集癖があって、何でも拾ってくるんだ。
  2. コインの蒐集家である彼にこのコインを見せたら欲しがりそうだ。
  3. 彼の死後蒐集していた絵画は市に寄付されました。
  4. 彼女が蒐集していたものにそんなに価値があるとは思えない。
  5. ともこちゃんは趣味の蒐集の為なら金に糸目を付けぬ。

「蒐集」と「収集」の違いは?

蒐集」は「収集」とも書きます。

収集」の「」は、「蒐集」の「」の異体字です。

なので「蒐集」も「収集」も同じ意味です。

異体字」とは、標準の字体とは異なるが、意味・発音が同じで、通用する漢字のことをいいます。
「煙」に対する「烟」、「群」に対する「羣」など。また、広く異体仮名を含めていう場合もあります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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