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「死角」の意味と使い方や例文!「死角はない」とは?(類義語)

【二字熟語】
死角

【読み方】
しかく

【意味】
①銃砲の射程距離中にありながら、障害物や銃砲の構造上の理由などのため、射撃できない範囲。
②ある角度からはどうしても見えない範囲。
③身近にありながら、気がつかない事柄。

【語源・由来】
英語「dead angle」の訳。

【類義語】
盲点

死角(しかく)の使い方

健太
ここの交差点は事故が多いんだよね。
ともこ
家の塀で車や人が死角になるのよね。
健太
死角からくる車や人などを確認するために、カーブミラーの設置が必要だね。
ともこ
設置してもらえるよう訴えかけないといけないわね。

死角(しかく)の例文

  1. 犯人は、防犯カメラの死角を狙ったようだ。
  2. 運転席から死角になる所に注意しないと事故につながります。
  3. 死角になっていた場所から攻撃された。
  4. ともこちゃんの立っている場所からは死角になって見えない場所に隠れて会話を盗み聞きする。
  5. 子供たちを犯罪から守るために死角を減らす工夫をしています。

「死角はない」とは?

死角」を用いた表現の一つに「死角はない」があります。

死角はない」とは、視界の中で見えない部分である死角がないという意味で、欠点や足りない部分が全くないことを表します。

【例文】
・自分の能力に自信を持てた今のともこちゃんに死角はない
・あの技を会得した健太くんに死角はない
・何度も見直しをしたその制度に死角はない