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「心中」の意味と使い方や例文!「心中お察しします」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
心中

【読み方】
しんちゅう

【意味】
心の中。胸中。内心。

【語源・由来】
「心」は「こころ。きもち。精神。」

【類義語】
腹、胸

【対義語】
表現、表明、表面

心中(しんちゅう)の使い方

ともこ
健太くん。今嘘をついているでしょう。
健太
何で分かるの?
ともこ
健太くんの心中は手に取るように分かるのよ。
健太
こわいなあ。

心中(しんちゅう)の例文

  1. ライバルの活躍を見て心中穏やかでない。
  2. 私は心中期するものがあった。
  3. 彼女の心中を察するに余りある。
  4. 信頼できる先輩に心中を打ち明けた。
  5. 健太くんに提案を無視されて心中穏やかではない。

「心中お察しします」とは?

心中」は「心中お察しします」という表現で使われることが多いです。

心中お察しします」の「察する」とは、「 物事の事情などをおしはかってそれと知る。推察する。 他人の気持ちをおしはかって同情する。おもいやる。」という意味です。

心中お察しします」は「心の中で思うことを推測できます。」という意味です。

心中お察しします」は相手に対して「あなたのお気持ちは私にも分かります」という同情の心を表す言葉です。

なので、主に相手の悲しい気持ちや苦しい気持ちに寄り添うための言葉で、おめでたい場面で使うことはできません。

また、目上の方に対して「心中お察しします」と使うのは誤りではありませんが、「あなたのお気持ちは私にもわかります。」という意味の言葉であることから、人によっては「目下のお前に何が分かる。」と不快に感じることもあるかもしれないので、使用を控えた方が無難でしょう。