【二字熟語】
森閑
深閑とも書く。
【読み方】
しんかん
【意味】
物音一つせず、静まりかえっているさま。
【語源・由来】
「森」は「ひっそりとしたさま。おごそかなさま。」
「閑」は「のんびりと落ち着く。ひっそりと静か。」
【類義語】
静寂、閑散、深深
【対義語】
騒然
森閑(しんかん)の使い方
森閑としていて何だか怖いね。
霧も出てきて、お化けがでそう。
怖いこと言わないでよ。
健太くんが怖い怖いっていうからよ。
森閑(しんかん)の例文
- 森閑としていて人の気配がない。
- 境内は森閑としている。
- 廃墟のように森閑とした町だ。
- 屋敷の中は森閑としていた。
- 聞き耳を立てたが森閑としている。
「森閑」と「深閑」の違いは?
「森閑」は、「深閑」とも書きます。
「深閑」の「深」は、「はなはだしい。」、「閑」は、「のんびりと落ち着く。ひっそりと静か。」という意味です。
「深」「閑」で、はなはだしく静かという意味なので、物音ひとつせず、ひっそり静まりかえっていることをいう「森閑」とは同じ意味です。