【二字熟語】
辛気
「心気」とも書く。
【読み方】
しんき
【意味】
①こころ。きもち。気分。
②面倒であること。また、はっきりしなくていらいらすること。気が重くなること。
【語源・由来】
「辛」は「身をつきさすくらいに厳しい。つらく苦しい。」
「気」は「精神・感情の働き。」
【類義語】
気分
辛気(しんき)の使い方
コロナが蔓延中は大変だったわよね。
せっかく終息したんだから、辛気臭い話はやめようよ。
そうね。特効薬ができて世界は救われたわよね。
人とウィルスの戦いにけりがついたね。
辛気(しんき)の例文
- 辛気臭い医者に診てもらうと、病気が悪化する気がする。
- この部屋は、昼間は木の陰になって辛気臭いから嫌いだ。
- 退屈なやつや辛気くさいやつばかりじゃないか。(ヘッセ、車輪の下)
- 遺跡調査なんて辛気臭くていやだったが、健太くんに是非一緒にと強く言われて渋々やってきた。
- 朝から辛気臭い顔をしているが、昨日何かあったの?
「辛気臭い」とは?
「辛気」を用いた表現の一つに「辛気臭い(しんきくさい)」があります。
「辛気臭い」は、「思うようにならず、いらいらするさま。また、気がめいるさま。」という意味です。
「辛気だ」の意の強調表現です。
【例文】
・辛気臭いことをいって、この場をしらけさせたくない。
・こんな辛気臭い町とはさよならしたいと考えている。
・資料の整理はずいぶん辛気臭い仕事で大変でした。