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「試練」の意味と使い方や例文!「逆境」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
試練

「試煉」とも書く。

【読み方】
しれん

【意味】
信仰・決心のかたさや実力などを厳しくためすこと。また、その時に受ける苦難。

【語源・由来】
「試」は「こころみる。ためす。」
「練」は「心身や技芸をきたえる。」

【類義語】
テスト、試験

試練(しれん)の使い方

健太
古典文学ってすごいよね。
ともこ
時の試練に耐えた作品だからね。
健太
これからも残っていくんだろうね。
ともこ
人類が絶滅するまで残るかもね。

試練(しれん)の例文

  1. どんな試練にも耐える。
  2. 健太くんは、幾多の試練を乗り越えてきた。
  3. 今は試練の時だと思ってがんばる。
  4. 大学入試は、多くの若者にとって試練の場だ。
  5. 神は人に非常に厳しい試練を与えた。

「試練」と「逆境」の違いは?

試練」に似ている語に「逆境(ぎゃっきょう)」があります。

逆境」は、「苦労の多い境遇。不運な境遇。」という意味です。

試練」は、厳しく試すことをいいます。

対して「逆境」は、境遇に関して使う語なので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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