【二字熟語】
粗茶
【読み方】
そちゃ
【意味】
粗末な茶。茶を人にすすめるときにへりくだっていう語。
【語源・由来】
「粗」は「物を勧めるとき謙遜を表す語。」
「茶」は「チャの葉を飲料用に加工したもの。また、その飲料。」
【類義語】
つまらないもの
粗茶(そちゃ)の使い方
粗茶ですが、どうぞ。
ありがとう。むむっ。これは上等の茶葉を使っているね。
茶葉の違いが分かるの?
僕は違いが分かる男だからね。
粗茶(そちゃ)の例文
- 粗茶でもどうぞと言って、正真正銘の粗茶を出してくれた。
- 彼とはよく、粗茶をすすりながら将棋を指したものだ。
- 粗茶だろうが、喉が渇いた僕には高級ワインのようにおいしかった。
- 感染症が蔓延し、粗茶すら出されなくなってしまった。
- 「粗茶でございますが」と、客用の笑顔と声で、ともこちゃんがお茶を持ってきてくれた。
「粗茶ですが」とは?返事は何ていう?
「粗茶」は「粗茶ですが」という表現で使われることが多いです。
「粗茶」は、人に茶をすすめるときに謙遜していう言葉です。
「粗茶ですが」と言われても、それを真に受けて「粗茶なんて私の口に合わないから飲めません」と言ってはいけません。
お茶を出してもらった時は、
「ありがとうございます。頂戴します。」や「どうぞお構いなく。」
と返答します。
また、退席する際には、
「お茶、おいしゅうございました。」の一言があると尚良いです。