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「奏効」の意味と使い方や例文!「奏功」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
奏効

【読み方】
そうこう

【意味】
ききめがあらわれること。

【語源・由来】
「奏」は「成果を得る。」
「効」は「きく。ききめがある。」

【類義語】
奏功、結実、成就、小成

奏効(そうこう)の使い方

健太
父さんが病気なんだ。
ともこ
治療はしているの?
健太
お医者さんが言うには新薬が奏効するらしんだけど、副作用が心配なんだよね。
ともこ
治療法があるなら良かったじゃないの。副作用は心配だけど、奏効して治ると良いわよね。

奏効(そうこう)の例文

  1. 新薬が奏効した。
  2. その薬は彼女の頭痛には何の奏効もなかった。
  3. お医者さんが提案してくれた治療が奏効した。
  4. ステロイドが奏効した。
  5. 外用療法が奏効しない場合、内服による治療が行われる。

「奏効」と「奏功」の違いは?

奏効」に似ている語に「奏功(そうこう)」があります。

奏功」は目標どおりの成果があがること。功を奏すること。(例:和解工作が奏功する。)

という意味です。

奏効」と「奏功」の違いは、「奏効」が主に医療の現場で使われる言葉である点です。

また、「奏功」には手柄をあげるという意味ですが、「奏効」は治療のききめがあらわれることをいうので意味が異なります。