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「措置」の意味と使い方や例文!「処置」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
措置

【読み方】
そち

【意味】
①事態に応じて必要な手続きをとること。取り計らって始末をつけること。処置。
②安んじていること。また、物事をそのままに打ち捨てておくこと。

【語源・由来】
「措」は「物を置く。安定するように置く。」
「置」は「物事に決まりをつける。」

【類義語】
処理、処置、対処、対応、処遇

措置(そち)の使い方

ともこ
健太くん。これ以上0点をとり続けたら、厳しい措置が取られるわよ。
健太
厳しい措置って何?退学?
ともこ
退学は厳しすぎるから、健太くんだけ朝と夕方の補講があるかもしれないわね。
健太
十分厳しい措置だよ。

措置(そち)の例文

  1. 万が一のことがないように、万全の措置をとる。
  2. 予算措置を講じる。
  3. 対象者には優遇措置が取られる。
  4. 異例の措置をとる。
  5. 脱税に対して法的措置をとります。

「措置」と「処置」との違いは?

措置」に似ている語に「処置(しょち)」があります。

処置」は
1 その場や状況に応じた判断をし手だてを講じて、物事に始末をつけること。
2 傷や病気の手当てをすること。

という意味です。

措置」が取り計らって始末をつけるこというのに対し、「処置」はその対応のことをいいます。

また、「処置」は手当ての意味がありますが、「措置」にその意味はありません。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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