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「蒼穹」の意味と使い方や例文!「青空」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
蒼穹

【読み方】
そうきゅう

【意味】
あおぞら。蒼空。蒼天。

【語源・由来】
「蒼」は「あお。あおい。」
「穹」は「弓なりに見える空の意。」

【類義語】
青空

蒼穹(そうきゅう)の使い方

健太
今日の蒼穹は、泣きたくなる位に澄んで青いね。
ともこ
失恋のせいでセンチメンタルになっているわね。
健太
蒼穹の青さが目に染みて涙が出てくるよ。
ともこ
それは蒼穹のせいじゃなくて、失恋のせいね。

蒼穹(そうきゅう)の例文

  1. 飛行機が蒼穹の彼方に消えた。
  2. 蒼穹をぼんやり見上げる。
  3. 今日は雲一つない蒼穹だ。
  4. 蒼穹の真ん中に太陽が輝いている。
  5. 目のさめるような蒼穹だ。

「蒼穹」と「青空」の違いは?

蒼穹」に似ている語に「青空(あおぞら)」があります。

青空」は、
①晴れ上がって、青々と見える空。蒼天 (そうてん) 。碧空 (へきくう) 。
②他の語に付いて、屋外、露天、の意を表す。

という意味です。

蒼穹」と「青空」は、「雲のない、青く晴れた空。空気が澄んで青々とした空。」をいいます。ほぼ同義語です。

蒼穹」は、「青空」の意の漢語的表現です。

また「青空」は、「青空教室」のように他の語に付いて、屋外、露天の意を表すことがある点が「蒼穹」と違います。