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「存続」の意味と使い方や例文!「継続」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
存続

【読み方】
そんぞく

【意味】
引き続き存在すること。また、引き続き残しておくこと。

【語源・由来】
「存」は「現にある。生きている。」
「続」は「とぎれないで引きつづく。つづける。」

【類義語】
存命、維持、継続

【対義語】
廃止、断絶、撤廃、抹消

存続(そんぞく)の使い方

ともこ
健太くんは、あのお店を継ぐの?
健太
継がないよ。僕はミュージシャンになるんだ。
ともこ
でも、あの店は、後継者不在で存続できなくなるわよ。
健太
あの店が無くなるのは困るなあ。

存続(そんぞく)の例文

  1. このままでは会社の存続が危うい。
  2. 絶滅を防ぎ種を存続するために、繁殖プログラムを開始する。
  3. 市立図書館の存続を希望する市民の想いは認識している。
  4. 少子高齢化に加えて、地方の過疎化で路線の存続が不可能になった。
  5. 太陽系は誕生してから46億年だが、まだ太陽系が存続していることは、相対性理論が正しいことの間接的証明になっている。

「存続」と「継続」の違いは?

存続」に似ている語に「継続(けいぞく)」があります。

継続」とは、
①前から行っていることをそのまま続けること。また、そのまま続くこと。
②以前からのことを受け継ぐこと。継承。

という意味です。

存続」も「継続」も、続くことをいいます。

しかし「存続」の「」は、現にあるという意味なので、あり続けることをいいます。

対して「継続」の「」は、「つぐ。つなぐ。うけつぐ。」という意味なので、以前からのことを続ける、受け継ぐという意味で使う点が違います。