【二字熟語】
壮烈
【読み方】
そうれつ
【意味】
意気が盛んで激しいこと。勇ましくてりっぱなこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「壮」は「さかん。さかんである。勇ましい。」
「烈」は「勢いがはげしい。」
【類義語】
勇猛
壮烈(そうれつ)の使い方
先週までアフリカにいたんだ。
野生動物をたくさん見た?
野生動物の壮烈をきわめた戦いを見たよ。
車から降りたら、人間なんてひとたまりもないんでしょうね。
壮烈(そうれつ)の例文
- 部下たちを指揮する、こんな壮烈な父の姿を始めて見た。
- 炎の中に飛び込み住人を救出した消防士は壮烈だった。
- 義経を守るために、仁王立ちのまま死んだとされる弁慶は壮烈無比だ。
- その国は、今までの戦いとは異なり壮烈な抵抗を見せた。
- 肉食恐竜同士の壮烈な戦いをこの目で見てみたい。
「壮烈」と「壮絶」の違いは?
「壮烈」に似ている語に「壮絶(そうぜつ)」があります。
「壮絶」は、「きわめて勇ましく激しいこと。また、そのさま。」という意味です。
「壮烈」も「壮絶」も、「壮」があるので、「さかん。さかんである。勇ましい。」という意味が同じです。
しかし「壮烈」の「烈」は、勢いがはげしいことをいいます。
対して「壮絶」の「絶」は、「この上なく。非常に。」という意味である点が違います。