「推敲」の意味と使い方や例文!「推敲を重ねる」は誤用?(故事・類義語)

【二字熟語】
推敲

【読み方】
すいこう

【意味】
詩文を作るのに字句をさまざまに考え練ること。月下推敲。

【故事】
唐(とう)の国の詩人賈島(かとう)は、自分の作品中の語句の「僧は推す(おす)月下の門」の一句を「僧は敲く(たたく)月下の門」にするべきか迷っていた。ロバに乗って考えにふけっていた賈島(かとう)は、有名な詩人の韓愈(かんゆ)の行列につっこんでしまった。韓愈(かんゆ)は、その非礼(ひれい)を怒るどころか、「敲く(たたく)」の方がよいと教えてくれたことから。

【類義語】
添削、リライト、校閲、手直し

【対義語】
杜撰、改悪

【スポンサーリンク】

推敲(すいこう)の使い方

健太
ともこちゃん。僕が書いた小説を読んでみてよ。
ともこ
いいわよ。
健太
どうだった?
ともこ
推敲の跡が感じられないわ。三回くらい推敲してからまた持ってきてよ。

推敲(すいこう)の例文

  1. 芥川賞作家であるにも関わらず、おごらず推敲を怠らない。
  2. SNSの投稿は、もっと推敲がなされるべきだ。
  3. 推敲推敲を重ねた上で書き上げた。
  4. 健太くんは熱心に推敲していた。
  5. 執拗なほどに推敲を行った。

「推敲を重ねる」は誤用?

推敲」を用いた語に「推敲を重ねる」という表現があります。

推敲を重ねる」は「書き直しを重ねる」という意味で、「重ね言葉」となり誤用ではないかという見方もありますが、これは誤用ではありません

「何度も何度もしっかり書き直す」という意味で、「推敲を重ねる」を用いることができるということです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

【2022年】おすすめ!語彙力を高める本