【二字熟語】
数瞬
【読み方】
すうしゅん
【意味】
一瞬よりもやや長い時間。
【語源・由来】
「数」は「幾つかの。」
「瞬」は「まばたきをするくらいの短い間。」
【類義語】
寸刻
数瞬(すうしゅん)の使い方
お弁当のハンバーグを落としちゃったよ。
残念だったわね。私のおかずを分けてあげるわよ。
ハンバーグが地面に落ちるまでの数瞬に、ハンバーグについての思い出をいろいろ思い出したよ。
人間って、数瞬で、意外といろいろ考えることができるものよね。
数瞬(すうしゅん)の例文
- 無表情だった健太くんが、その言葉を聞き数瞬笑ったのを見逃さなかった。
- 地震があった数瞬ののち、さらに大きな地震が町を襲った。
- お化けだと思ったが、数瞬してからゴミ袋だと気が付いた。
- 数瞬のあいだ目を閉じて、目を開けてみたら、そこには違う世界が広がっていた。
- 数瞬ためらってしまったが、その数瞬がともこちゃんを傷つけた。
「数瞬」と「寸刻」の違いは?
「数瞬」に似ている語に「寸刻(すんこく)」があります。
「寸刻」は、「わずかの時間。寸時。」という意味です。
「数瞬」も「寸刻」も、一瞬よりは長いことをいいます。
「寸刻」は、「数瞬」と同じくらいの時間かそれより短い時間をいいます。