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「数奇」の意味と使い方や例文!「数奇な巡り合わせ」とは?(類義語)

【二字熟語】
数奇

【読み方】
すうき

【意味】
①運命のめぐりあわせが悪いこと。また、そのさま。不運。
②運命に波乱の多いこと。また、そのさま。さっき。

【語源・由来】
「数」は「運命。」
「奇」は「くいちがう。不運。」

【類義語】
不運、不幸、気の毒、アンラッキー

数奇(すうき)の使い方

ともこ
この漫画は人気があるの?
健太
吸血鬼の血を引く一族の数奇な運命を描いた漫画だよ。
ともこ
長編なのね?
健太
息子の世代でいったん最終回があって、孫の世代でもまた最終回があるから、世代ごとに読んでもおもしろいよ。

数奇(すうき)の例文

  1. 健太くんは数奇な運命をたどりました。
  2. 思い起こせば、数奇な人生を送りました。
  3. どんなに恵まれたお金持ちでも、数奇な体験はするものだ。
  4. 教皇クレメンス8世の数奇な生涯は、ゲーテをはじめとして多くの作家の題材とされました。
  5. トンネルをくぐったことで、数奇な運命に巻き込まれていくストーリーです。

「数奇な巡り合わせ」とは?

数奇」を用いた表現の一つに「数奇な巡り合わせ」があります。

数奇な巡り合わせ」の「巡り合わせ」は、「自然にめぐってくる運命。まわりあわせ。」という意味です。

数奇な巡り合わせ」とは、波乱に富んだ運命のまわりあわせという意味です。

【例文】

  1. 同じ思いにとらわれた敵とヒーローが手を取り合うという、数奇な巡り合わせもあるかもしれない。
  2. 外野フェンス側の大飛球を背面キャッチして話題になったメイズ氏の教え子ミッチェル氏が、打球を素手でキャッチし、その数奇な巡り合わせにファンはどよめいた。
  3. 数奇な巡り合わせでチャンスを得た。