「怠慢」の意味と使い方や例文！「怠惰」との違いは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
怠慢

【読み方】
たいまん

【意味】
当然しなければならないことをしないこと。なまけて、おろそかにすること。また、そのさま。

【語源・由来】
「怠」は「心がたるんでなまける。」
「慢」は「心がゆるんで締まりがない。」

【類義語】
横着、怠惰、懶惰、怠る、不精

【対義語】
勤勉、努力、勉強

怠慢（たいまん）の使い方

自転車を盗まれたよ。

ちゃんと鍵をかけたの？

かけ忘れていたよ。

それは健太くんの怠慢ね。

怠慢（たいまん）の例文

1. 健太くんは、怠慢のそしりを免れないだろう。
2. 事故が起きるまで対策を講じなかったのは、行政の怠慢だ。
3. 職務怠慢で彼を解雇した。
4. ミスに気付かなかったのは、君の怠慢だ。
5. 職員の怠慢ぶりは目に余った。

「怠慢」と「怠惰」の違いは？

「怠慢」に似ている語に「怠惰（たいだ）」があります。

「怠惰」は、「なまけてだらしないこと。また、そのさま。」をいいます。

「怠慢」も「怠惰」も、「怠けて仕事や義務をおろそかにすること。また、そのさま。」という意味です。

「怠慢」は、怠ける意味で一般的に使われます。

対して「怠惰」は、文章で使われることが多いという違いがあります。