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「泰然」の意味と使い方や例文!「悠然」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
泰然

【読み方】
たいぜん

【意味】
落ち着いて物事に動じないさま。

【語源・由来】
「泰」は「大きい。ひろい。おちついている。」「然」は「状態を表す形容詞のあとに添える語。」

【類義語】
悠然、沈着、従容、静謐、綽々、落ち着き、冷静

【対義語】
恐恐、狼狽、興奮、動揺

泰然(たいぜん)の使い方

ともこ
今、揺れたわよね。
健太
そう?
ともこ
最近地震が多すぎて、震度4くらいだとみんな泰然としているわよね。
健太
泰然とし過ぎて逃げ遅れることになったら大変だね。

泰然(たいぜん)の例文

  1. 健太くんは資金が底をついても、何とかなるさと泰然と構えていた。
  2. 泰然を装っていたが、内心あせっていた。
  3. 泰然とした姿に、王者の風格を感じる。
  4. どんな時でも泰然と構えている。
  5. 何事もなかったかのように泰然としていた。

「泰然」と「悠然」の違いは?

泰然」に似た言葉に「悠然(ゆうぜん)」があります。

悠然」は「落ち着いていて急がないさま。ゆったりしたさま。」という意味です。

泰然」「悠然」ともに「落ち着いたさま」を表しますが、違いは

泰然」・・・「動じない」
悠然」・・・「ゆったりしている」

という点です。

ほぼ同義語ですが、「泰然」が物事に動じないさま、「悠然」がゆったりしているさまというニュアンスです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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