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「手頃」の意味と使い方や例文!「手軽」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
手頃

【読み方】
てごろ

【意味】
①大きさ・重さなどが、手に持つのにちょうどよいさま。取り扱いに便利なさま。
②能力・経済力や望む条件などにふさわしいさま。

【語源・由来】
「手」は「て。」
「頃」は「ころ。」

【類義語】
適切、値頃

手頃(てごろ)の使い方

健太
手頃な価格のマンションが減ったね。
ともこ
海外の人が投資目的で購入するから高騰しているそうよ。
健太
そのせいで庶民が住む家がないじゃないか。
ともこ
国民が住む家を手に入れることができないなんて、政治家が無視していいような問題じゃないわよね。

手頃(てごろ)の例文

  1. 手頃な大きさの箱はないかな。
  2. 集会のための手頃な場所を探しています。
  3. 値段が手頃だったので、即購入しました。
  4. その缶詰は、保存がきく上に手頃な価格でおいしい。
  5. タイムセールで、欲しかったあの商品が手頃な価格で手に入ります。

「手頃」と「手軽」の違いは?

手頃」に似ている語に「手軽(てがる)」があります。

手軽」とは、手数がかからず、簡単なさまという意味です。

手頃」は、便利、手に持つのにちょうどよい、望む条件にふさわしいという意味です。

なので「手頃」と「手軽」は似ていますが意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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