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「手元」の意味と使い方や例文!「手許」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
手元

「手許」とも書く。
【読み方】
てもと

【意味】
①手の届くあたり。手近。自分のそば。
②道具などの、手で握るところ。握り。
③手の動かし方。手の動き。また、手並み。
④生計をたてるための金。また、暮らし向き。
⑤《女房詞から》箸 (はし) 。
⑥「手元金」の略。
⑦腕前。技量。

【語源・由来】
「手」は「て。」
「元」は「もと。」

【類義語】
腕前、技量、箸、手元金、手並み、握り、手近

【対義語】
足元

手元(てもと)の使い方

健太
手元が暗くて見えないな。
ともこ
灯りをつければいいじゃないの。
健太
うわあ。明るくてよく見えるよ。
ともこ
電気って便利よね。

手元(てもと)の例文

  1. 議員は、落選すればただの人で手元不如意となる。
  2. 彼は、いつも辞書を手元に置いて勉強している。
  3. 海外旅行をする際は、手元に大金があると心配なのでクレジットカードを使うことが多い。
  4. 近年、墓じまいをする人が増え、手元供養に注目が集まっています。
  5. いつでも戦えるように、武器は手元に置いてある。

「手元」と「手許」の違いは?

手元」は「手許」とも書きます。

手許」の「(もと)」という訓読みが、常用漢字表にないため、「手元」が使われることが多いです。

手元」も「手許」も、同じ意味です。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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