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「博学」の意味と使い方や例文!「博学多才」「博学多識」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
博学

【読み方】
はくがく

【意味】
ひろく種々の学問に通じていること。また、そのさまや、その人。

【語源・由来】
「博」は「広く行き渡る。広く諸事に通ずる。」
「学」は「学問。」

【類義語】
有識、博識

【対義語】
無知、浅学、無学

博学(はくがく)の使い方

健太
ともこちゃんは博学だよね。知らないことってあるの?
ともこ
たくさんあるわよ。もっといろんなことを知りたいから、一日がもっと長くて、寿命が200年くらいあったらなあって思うわ。
健太
勉強熱心だね。僕は、睡眠時間が後10時間くらいあるといいなって思っているよ。
ともこ
健太くんは寝過ぎよ。

博学(はくがく)の例文

  1. 年十三で詩、易、春秋に通じたと云われた俊士で、博学偉才、「達旨」の一文、今に赫いている。(幸田露伴、太公望)
  2. 先生はかなり博学で、どんな質問にも答えることができる。
  3. 少納言入道信西は博学宏才を以て世に認められている(岡本綺堂、玉藻の前)
  4. 隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが(中島敦、山月記)
  5. 試しに想へ今の文壇誰か学海居士を推して博学卓識の文人とせざらん。(坪内逍遥、小説三派)

「博学多才」「博学多識」とは?

博学」を用いた表現に「博学多才(はくがくたさい)」「博学多識(はくがくたしき)」があります。

「博学多才」とは?

博学多才」とは、知識が豊かで、多くの分野の才能に恵まれていることという意味です。

多才」は、いろいろな才能に恵まれていることという意味です。

【類義語】
・博学多識(はくがくたしき)
・博識多才(はくしきたさい)
・該博深遠(がいはくしんえん)
・広才博識(こうさいはくしき)
・才学博通(さいがくはくつう)
・博学偉才(はくがくいさい)
・博学広才(はくがくこうさい)
・博学才穎(はくがくさいえい)
・博学能文(はくがくのうぶん)
・博聞強記(はくぶんきょうき)
・博覧強記(はくらんきょうき)
・博覧多識(はくらんたしき)

【対義語】
・浅学菲才(せんがくひさい)

【例文】

  1. 彼は博学多才で何でも知っている。
  2. 博学多才な彼は、複数の外国語を話すことができる他、スポーツもできる上に華道も茶道もたしなむ。

「博学多識」とは?

博学多識」は、広く学問や知識に通じていて、多くの物事を知っていることという意味です。

多識」は、多く物事を知っていること。物知りという意味です。

【類義語】
・博覧多識(はくらんたしき)
・該博深遠(がいはくしんえん)
・広才博識(こうさいはくしき)
・博学偉才(はくがくいさい)
・博学広才(はくがくこうさい)
・博学才穎(はくがくさいえい)
・博学卓識(はくがくたくしき)
・博学能文(はくがくのうぶん)
・博識多才(はくしきたさい)
・博聞強記(はくぶんきょうき)
・博覧強記(はくらんきょうき)

【例文】

  1. 博学多識の彼でも、その事は知らなかった。
  2. 勉強熱心なともこちゃんは、博学多識である。