【二字熟語】
頓挫
【読み方】
とんざ
【意味】
中途で行きづまってくじけること。計画や事業などが中途で進展しなくなること。
【語源・由来】
「頓」は「とまる。とどまる。つまずく。くじける。」「挫」は「くだける。勢いがなくなる。」
【類義語】
挫折、蹉跌
頓挫(とんざ)の使い方
この地域に球団がないってことで、球団を設立しようという声が上がっていたんだ。
へえ。でも球団が設立されたって話を聞かないわね。
急激な不景気のせいで頓挫してしまったんだ。
今は無理でもいつか叶う日が来るかもしれないわよ。
頓挫(とんざ)の例文
- 交渉が失敗すればこの計画も頓挫する。
- 脚本までできていたが、監督の急死で頓挫した。
- 二人の関係悪化のため頓挫している。
- 再開発の話は頓挫した。
- 大勢の反対で頓挫してしまった。
「頓挫」と「挫折」の違いは?
「頓挫」に似た言葉に「挫折(ざせつ)」があります。
「挫折」は「(計画や事業などが)中途でくじけ折れること。だめになること。」という意味です。
「頓挫」「挫折」ともに、「行き詰まってくじける」という意味ですが、
「頓挫」は「勢いを失う」
「挫折」は「意欲や気力を失う」
という違いがあります。
「頓挫」は「行き詰まって急に今までの勢いを失う」という意味ですが、「挫折」には「意欲や気力を失う」という意味が含まれ異なります。