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「到底」の意味と使い方や例文!「到底及ばない」とは?(類義語)

行動・動作

【二字熟語】
到底

【読み方】
とうてい

【意味】
①(あとに打消しの語を伴って)どうやってみても。どうしても。
②(主に明治期に用いた)つまるところ。つまり。

【語源・由来】
「到」は「極限までいきつく。」
「底」は「そこ。ものの最も下の部分。奥深いところ。物事のもとになるもの。」

【類義語】
どうせ、どのみち、いずれにせよ

到底(とうてい)の使い方

ともこ
健太くん。がんばれー。先頭に追い付け―。
健太
先頭走者には到底追いつけそうもないよ。へろへろだよ。
ともこ
ゴールに、健太くんが大好きなアイドルが待っているわよ。
健太
本当かな。限界突破しちゃおうかな。

到底(とうてい)の例文

  1. 今から受験勉強を始めて、その学校に合格するなんて到底無理だ。
  2. 全速力で追いかけても到底追いつかない。
  3. 駅まで徒歩10分の物件とされているが、10分で行くのは到底無理だ。
  4. 努力することを放棄するなら、君の夢は到底実現不可能だよ。
  5. この仕事は、締め切りまでに到底終わりそうもない。

「到底及ばない」とは?

到底」を用いた表現の一つに「到底及ばない(とうていおよばない)」があります。

到底及ばない」の「及ばない」とは、動詞「およ(及)ぶ」の未然形+打消しの助動詞「ない」から成る連語です。

到底及ばない」は、どうやっても追いつかないという意味です。

【例文】

  1. 健太くんのスピードには到底及ばないが、体力だけは自信がある。
  2. ともこちゃんは大食いな方だが、健太くんには到底及ばない
  3. 天賦の才がある彼には到底及ばない
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