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「淘汰」の意味と使い方や例文!「人為淘汰」とは?(語源由来・類義語・対義語)

【二字熟語】
淘汰

【読み方】
とうた

【意味】
①不要の物を除き去ること。不適当の者を排除すること。
②環境・条件などに適応するものが残存し、そうでないものが死滅する現象。選択。

【語源・由来】
「淘」は「よなげる。よりわける。」「汰」は「よなげる。よりわける。水で洗ってえらびわける。」水で洗ってよりわけるという意味から、不要の物を除き去ること、不適当の者を排除することという意味になった。

【類義語】
排除

【対義語】
受容、導入、包摂、共存

「人為淘汰」とは?

淘汰」を用いた語に「人為淘汰(じんいとうた)」があります。

人為淘汰」は「生物の品種改良において、目的にかなった型の個体を何代も選抜・育成して交配し、その形質を一定の方向に変化させること。人為選択。」という意味です。

対義語は「自然淘汰」といい、ダーウィンが種の起源で提唱した概念です。

淘汰(とうた)の使い方

健太
タピオカ屋さんが激減したね。
ともこ
淘汰されていくのは自然なことよね。
健太
本当においしいタピオカ屋さんは残ったもんね。
ともこ
本物はどんな時も残るのよ。

淘汰(とうた)の例文

  1. 旧型は淘汰されていった。
  2. 淘汰を繰り返して歴史は紡がれてきた。
  3. 時流に乗ることができない社員は淘汰されていく。
  4. インターネットが普及すると新聞は淘汰されていく。
  5. 弱い個体は淘汰されていく。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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