【二字熟語】
伝手
「伝」とも書く。
【読み方】つて
【意味】
①ことづて。ひとづて。
②てづる。てがかり。
③物のついで。
【語源・由来】
動詞「つ(伝)つ」の連用形からか。一説にツタヘの転。
【類義語】
縁故、手蔓、コネ
伝手(つて)の使い方
この問題を何とかすることはできないかな。
健太くんのお父さんは権力があるんだから。あらゆる伝手を使って解決してもらえばいいんじゃないの?
これは僕の問題だから、撲が解決しないといけないんだ。
世間知らずのおぼっちゃまかと思っていたのに、意外としっかりしているのね。
伝手(つて)の例文
- 伝手を頼って、有名大学の教授と直接話をする機会を得た。
- アルバイト先の居酒屋で大御所芸能人に気に入られ、その伝手でテレビに出演するようになった。
- 何の伝手もコネもないところからスタートして、会社をここまで大きくした初代は偉大だ。
- 彼は伝手をフル活用して出世していった。
- 伝手も財力もなかったが、若さと気力だけはあった。
「伝手を頼る」とは?
「伝手」を用いた表現の一つに「伝手を頼る(つてをたよる)」があります。
「伝手を頼る」とは、自分の希望などを達するための手掛かりとして、頼りにできそうな人物の力を頼ることをいいます。
【例文】
- 伝手を頼って何とか就職することができました。
- 友人の伝手を頼りに上京しました。
- クラスメイトの伝手を頼って、格安で使わせてもらった。