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「伝手」の意味と使い方や例文!「伝手を頼る」とは?(類義語)

【二字熟語】
伝手

「伝」とも書く。
【読み方】
つて

【意味】
①ことづて。ひとづて。
②てづる。てがかり。
③物のついで。

【語源・由来】
動詞「つ(伝)つ」の連用形からか。一説にツタヘの転。

【類義語】
縁故、手蔓、コネ

伝手(つて)の使い方

健太
この問題を何とかすることはできないかな。
ともこ
健太くんのお父さんは権力があるんだから。あらゆる伝手を使って解決してもらえばいいんじゃないの?
健太
これは僕の問題だから、撲が解決しないといけないんだ。
ともこ
世間知らずのおぼっちゃまかと思っていたのに、意外としっかりしているのね。

伝手(つて)の例文

  1. 伝手を頼って、有名大学の教授と直接話をする機会を得た。
  2. アルバイト先の居酒屋で大御所芸能人に気に入られ、その伝手でテレビに出演するようになった。
  3. 何の伝手もコネもないところからスタートして、会社をここまで大きくした初代は偉大だ。
  4. 彼は伝手をフル活用して出世していった。
  5. 伝手も財力もなかったが、若さと気力だけはあった。

「伝手を頼る」とは?

伝手」を用いた表現の一つに「伝手を頼る(つてをたよる)」があります。

伝手を頼る」とは、自分の希望などを達するための手掛かりとして、頼りにできそうな人物の力を頼ることをいいます。

【例文】

  1. 伝手を頼って何とか就職することができました。
  2. 友人の伝手を頼りに上京しました。
  3. クラスメイトの伝手を頼って、格安で使わせてもらった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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