読み方で悩みやすい漢字の一つに、「雲丹」があります。
Q「雲丹」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
雲丹の読み方
- 「うに」
- 「うんたん」
- 「うに」と「うんたん」両方とも
このページでは、悩みやすい「雲丹」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「雲丹」の読み方は、「うに」?「うんたん」?
雲丹の正しい読み方は、「うに」「うんたん」どちらなのでしょうか。実際に読もうと思うと難しいかもしれませんね。
「雲」の音読みには「ウン」、「丹」の音読みには「タン」があり、訓読みに「に」「あか」「まごころ」があります。
しかし、雲丹の読み方としては「うに」が正しく、「うんたん」は間違いになります。
正解は、①の「うに」です。
広辞苑には「うに」の項目はありますが、「うんたん」はありません。
「雲丹」の意味
「雲」には「くものようなさま」の意味があります。また、「丹」には「あか」や「よく練った薬」の意味があります。
雲丹の意味は「海胆(うに)の生殖巣を塩で練り合わせた食品」です。
広辞苑の「うに」の項目には二つの意味が記載されています。一つめの漢字は「海胆」「海栗」であり、海にすむ棘皮動物の解説です。二つめの解説に「『雲丹』」と書く」とあり、バフンウニ、アカウニ、ムラサキウニの生殖巣を塩づけやアルコールづけにした食品と記されています。別の項目には「雲丹焼(うにやき)」との表記もあります。
雲丹を用いた例文には「雲丹の軍艦巻きを注文する」「雲丹丼を堪能する」があります。
まとめ
- 雲丹の読み方は「うに」が正しい。
- 「うんたん」と読むのは間違い。
- 雲丹は「海胆(うに)の生殖巣を塩で練り合わせた食品」を意味する。