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「擁護」の意味と使い方や例文!「養護」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
擁護

【読み方】
ようご

【意味】
侵害・危害から、かばい守ること。

【語源・由来】
「擁」は「周囲から守り助ける。」
「護」は「かばい守る。まもり。」

【類義語】
保護、庇護

【対義語】
迫害

擁護(ようご)の使い方

ともこ
健太くん喧嘩したの?
健太
そうなんだ。あっちが悪いのに、誰も僕を擁護してくれなかったんだ。
ともこ
喧嘩で怪我したことよりも、擁護してもらえなかったことの方が悲しいのね?
健太
そうなんだ。僕を理解してくれるのはともこちゃんだけだよ。

擁護(ようご)の例文

  1. 人権を擁護する。
  2. 憲法を擁護する。
  3. 健太くんの意見を擁護する発言をする。
  4. 依頼人の権利を擁護するために弁護士がいる。
  5. 陰になり日向になりともこちゃんを擁護した。

「擁護」と「養護」の違いは?

擁護」と同じ読み方の語に「養護(ようご)」があります。

養護」は、
①養い守ること。
②児童・生徒の健康を保護し、その成長を助けること。
③特に、保護を必要とする児童などを、特別な施設によって教育すること。

という意味です。

擁護」が、危険からかばい守ることをいうのに対して、「養護」は、養い守ることをいう点が違います。