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「擁立」の意味と使い方や例文!「推挙」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
擁立

【読み方】
ようりつ

【意味】
擁護して帝王などの位に即かせること。また、即かせようとしてもりたてること。

【語源・由来】
「擁」は「まもる。たすける。」
「立」は「ある地位に就かせる。」

【類義語】
応援、支持

【対義語】
打倒

擁立(ようりつ)の使い方

健太
ともこちゃん。生徒会長に立候補するんだね。
ともこ
他の生徒から擁立されたのよ。
健太
ともこちゃんが生徒会長になったら、この学校は楽しくなる?
ともこ
土日も登校したくなるくらい楽しい学校にするわよ。

擁立(ようりつ)の例文

  1. 自分たちの派閥から総裁を擁立する。
  2. 彼自身は出馬しなかったが、息のかかった候補を擁立した。
  3. 知事選に独自候補の擁立はしない考えを示した。
  4. 後継者の長男が無能なため、家臣たちの賛意を得ることができず、ほかの兄弟を擁立することもあった。
  5. 擁立されてこの地位についたが、自分では臨時のものだと考えている。

「擁立」と「推挙」の違いは?

擁立」に似ている語に「推挙(すいきょ)」があります。

推挙は、「ある官職・仕事に適当な人だとしてすすめること。推薦。」という意味です。

擁立」も「推挙」も、推薦するという意味があります。

しかし「擁立」は、主に政治で使われる表現で、ある地位に即かせるためにもりたてることをいいます。

対して「推挙」は、幅広く、ふさわしい人を推薦することをいます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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