【二字熟語】
要領
【読み方】
ようりょう
【意味】
①主要な所。要点。
②物事をうまく処理する手順やコツ。
【語源・由来】
「要」は「かなめ。大切なところ。」
「領」は「重要なところ。」
【類義語】
要点
要領(ようりょう)の使い方
雪道を歩くコツってあるの?
すり足の要領で、歩幅を小さく、足全体を地面につけて歩くの。
おおっ。全然滑らないよ。
油断した瞬間が一番危ないのよ。
要領(ようりょう)の例文
- 実は僕も余り要領を得ていないのだ、ただ今のように言ってみたいので。(国木田独歩、牛肉と馬鈴薯)
- 健太くんから聞いた話は要領を得ないものだった。
- 要領がいい人は一回で理解できるのだろう。
- 2020年度から学習指導要領が変わり、個の学びや探究を大切にするようになった。
- 大根の皮むきの要領を教わる。
「要領がいい」とは?
「要領」を用いた表現の一つに「要領がいい(ようりょうがいい)」があります。
「要領がいい」とは、「物事をうまく処理する手順やコツを心得ている。物事の処理や立ち回りがうまい。」という意味です。
【例文】
- ともこちゃんはとても要領がいいので仕事がはやい。
- 要領がいい彼は上司に愛されるコツを知っている。
- 弟や妹は兄や姉から学ぶことが多いので、要領がいいことが多い。