【二字熟語】
憂慮
【読み方】
ゆうりょ
【意味】
うれえ思うこと。心配して思案すること。
【語源・由来】
「慮」は「おもんぱかる。思いめぐらす。考える。」
【類義語】
懸念、恐れ、憂慮、取り越し苦労、危惧、杞憂
「憂慮に堪えない」とは?
「憂慮」を用いた語に「憂慮に堪えない」があります。
「憂慮に堪えない」の「堪えない」は、「感情を抑えることができない、同じ状態を維持し続けることができない。」という意味です。(例:見るに堪えない。)
「憂慮に堪えない」は「憂う気持ちが抑えられない」ということです。
強い危機感や不安を表す語です。
憂慮(ゆうりょ)の使い方
夏の暑さが年々ひどくなっているわね。
猛暑という言葉では表現できなくなって、酷暑という言葉が使われるようになったからね。
地球温暖化がすすめば、憂慮すべき結果になることは目に見えているわね。
食糧危機が起こって人類滅亡かあ。
憂慮(ゆうりょ)の例文
- 資源が枯渇することを憂慮している。
- 経営陣の憂慮の種だった。
- 会社の前途を憂慮する。
- 被災地は憂慮すべき状態にある。
- 国王は事態を非常に憂慮していた。