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「幽閉」の意味と使い方や例文!「軟禁」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
幽閉

【読み方】
ゆうへい

【意味】
ある場所に閉じこめて外に出さないこと。

【語源・由来】
「幽」は「人を閉じ込める。」
「閉」は「出入り口をとじる。すきまなくふさぐ。」

【類義語】
監禁、軟禁

幽閉(ゆうへい)の使い方

健太
いつか塔に幽閉されたお姫様を助けに行きたいな。
ともこ
お姫様と結婚したいの?
健太
そうなんだ。
ともこ
健太くんは王子様じゃないから無理よ。

幽閉(ゆうへい)の例文

  1. 健太くんは罪を犯し、地下牢に幽閉された。
  2. 彼は、政治犯として幽閉されています。
  3. 健太くんは幽閉の憂き目にあっている。
  4. 幽閉されている牢屋から脱走した。
  5. ともこちゃんは、この建物のどこかに幽閉されているらしい。

「幽閉」と「軟禁」の違いは?

幽閉」に似ている語に「軟禁」があります。

軟禁」は、「比較的ゆるやかな監禁。家または室内にとどめておき、外部との交渉・接触を自由にさせないこと。」

という意味です。

幽閉」と「軟禁」は、ともに「一定の場所にとどめ、自由を制限すること。」という意味です。

しかし、「軟禁」は、外部との交渉・接触をできない状態にすることをいいます。外出を禁じる程度をいうことも多いです。

対して「幽閉」は、一室に閉じこめて外に出られないようにすることをいい、「幽閉」の方が自由度が低いです。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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