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「融和」の意味と使い方や例文!「融合」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
融和

【読み方】
ゆうわ

【意味】
①とけてまじりあうこと。また、とけ込んで調和すること。
②うちとけて互いに親しくなること。

【語源・由来】
「融」は「固いものがとける。とけて一つになる。」
「和」は「争いごとがなく穏やかにまとまる。」

【類義語】
和らぐ、緩和、緩衝

【対義語】
不和

融和(ゆうわ)の使い方

健太
野党は揚げ足ばかりとってるし、与党は大したことをしてくれないし、もう日本の政治は駄目だ。
ともこ
与野党が融和して、全議員で良い日本を作ってくれればいいのにね。
健太
一人でも多くの国民を幸せにしてくれることを望むよ。
ともこ
一部のお金持ちだけが幸せになる国に未来はないわよね。

融和(ゆうわ)の例文

  1. 近隣諸国との融和を保つ。
  2. 両国の融和を図る。
  3. この企業は、地域社会と融和するよう努めている。
  4. 対立と融和を繰り返しながら共存している。
  5. 南北融和という目標に向かって進む。

「融和」と「融合」の違いは?

融和」に似ている語に「融合(ゆうごう)」があります。

融合」は、「とけあうこと。とけあって一つのものになること。」

という意味です。

融和」は、対立する物と物との間に違和感がなくなり、気持ちがなじんでうちとけることをいいます。

対して「融合」は、二つ以上のものが複雑に混じり合い、一つになることをいいます。

融和」は対立するものが、なじみうちとけることをいい、「融合」は、複数のものが一つになることいいます。
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