【二字熟語】
是非
【読み方】
ぜひ
【意味】
①是と非。正しいことと正しくないこと。また、正しいかどうかということ。
②物事のよしあしを議論し判断すること。批評すること。
③どんな困難も乗り越えて実行しようとするさま。どうあっても。きっと。
④心をこめて、強く願うさま。なにとぞ。
⑤ある条件のもとでは必ずそうなると判断できるさま。必ず。きまって。
【語源・由来】
「是」は「ただしい。正しいと認める。」
「非」は「正しくない。わるい。あやまち。」
【類義語】
可否、有無、正邪、どうぞ、どうかくれぐれも、願わくは
【対義語】
なるべく、できるだけ
是非(ぜひ)の使い方
健太くん。この方法で良いと思う?
その方法の是非を論じる必要があると思うよ。
明日、学級会で是非を問いましょう。
そうしよう。
是非(ぜひ)の例文
- 是非の思案にも及ばず。
- 是非を論ずる。
- その制度を是非する。
- 是非参加してください。
- ともこちゃんには是非聞いてほしい。
「是非を問う」とは?
「是非」を用いた表現の一つに「是非を問う」があります。
「是非を問う」とは、ある事柄について、よしあし、正しいか正しくないかを問いかけることという意味です。
【例文】
・核武装の是非を問う。
・国民に死刑制度の是非を問う。