【二字熟語】
絶起
【読み方】
ぜっき
【意味】
絶望の起床の略で、寝坊したということ。
【語源・由来】
絶望の起床の略。
【類義語】
寝坊
絶起(ぜっき)の使い方
健太くん。お腹がなっているわよ。
絶起したから朝ご飯を食べる暇がなかったんだ。
お腹がすいて勉強どころじゃないでしょう。
まだ一限目が終わったところだけど早弁するよ。
絶起(ぜっき)の例文
- 遅くまでともこちゃんとLINEをしていたせいで絶起した。
- マジでいま起きて、絶起超えてる。
- ともこちゃんと僕は、今日は絶起仲間で、二人で廊下に立たされている。
- ともこちゃんおすすめの目覚まし時計のおかげで、絶起せずにちゃんと起きることができました。
- 絶起したので、もうあきらめてのんびり登校することにした。
「絶起」は死語?「絶許」との違いは?
「絶起」は、若者の間で使われるようになったスラングです。
2017年に「ギャル流行語大賞第8位」にランクインしています。
女子高生が発祥なのではないかと言われていますが定かではありません。
「絶起」という表現は、辞書に掲載されていませんし聞いたこともないという方が多いと思いますが、死語ではなく、ネットスラングとして大学生を中心に使われています。
「絶起」と「絶許」の違いは?
「絶起」に似ている語に「絶許(ぜつゆる、ぜっきょ、ぜっゆる)」があります。
「絶許」とは、若者の間で使われるスラングで、絶対許さないという意味です。
「絶起」の「絶」は「絶望」の「絶」です。
対して「絶許」の「絶」は、「絶対」の「絶」で、意味が違います。
また、「絶起」は、絶望的な時間での起床をいいますが、「絶許」は、絶対に許さないことをいうので意味が違います。