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「寸寸」の意味と使い方や例文!「すんずん」と「ずたずた」正しい読み方は?(類義語)

【二字熟語】
寸寸

【読み方】
ずたずた

【意味】
①細かく切り裂かれたさま。
②設備・機能・心身などがひどく傷ついたさま。

【語源・由来】
「つだつだ」の音変化。「ずだずだ」とも。

【類義語】
バラバラ、ぽっきり

寸寸(ずたずた)の使い方

ともこ
健太くん元気が無いわね。
健太
失恋のせいで、僕の心は寸寸なんだよ。
ともこ
それは大変。健太くんを紹介してほしいと言っているかわいい子がいるんだけど、傷心の健太くんには無理ね。
健太
それを聞いて元気になったよ。絶対に会うよ。

寸寸(ずたずた)の例文

  1. 怒った健太くんは、紙を寸寸に切り裂いた。
  2. 地震で線路が寸寸になった。
  3. シュレッダーで寸寸になった書類をつなぎ合わせる。
  4. 大雪のため、交通が寸寸になった。
  5. 恐怖と焦燥で僕の神経は寸寸になっていた。

「すんずん」と「ずたずた」正しい読み方は?

寸寸」は、「ずたずた」と読みます。

」は、音読みで「スン」(外)「ソン」、訓読みで「わずか」(外)「」と読みます。

なので「すんずん」と読みたくなるところですが、「寸寸」は、「つだつだ」の音変化で、「寸寸」という漢字表記は当て字です。

なので「寸寸」は、「ずたずた」または「ずだずだ」と読みます。