姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

全員の読み方!「ぜんいん」と「ぜいいん」正しいのは?

全員の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「全員」があります。

問題

Q「全員」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

全員の読み方
  1. 「ぜんいん
  2. 「ぜいいん」
  3. 「ぜんいん」と「ぜいいん」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「全員」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「全員」の読み方は、「ぜんいん」?「ぜいいん」?

読み方

全員の正しい読み方は、「ぜんいん」「ぜいいん」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「全」の音読みは「ゼン」であり、「ゼイ」と読むことはありません。

全員の読み方は「ぜんいん」であり、「ぜいいん」は間違いになります。

正解は、①の「ぜんいん」です。

では、なぜ「ぜいいん」という読み方を耳にする機会が多いのでしょうか。日本語では「全員(ぜんいん)」「満員(まんいん)」「原因(げんいん)」など、「ん」の後に母音くる場合に発音しにくいことから、発音する際に「ぜーいん」「まーいん」「げーいん」などのように変化している場合があります。

この耳にしている音から、全員の読み方を「ぜいいん」だと間違うことが多いのですが、全員の読み方を表記する場合には「ぜんいん」になります。

「全員」の意味

意味

全員の意味は「ある集団に属するすべての人」です。

「全」には「欠けたところがない」「そろっている」の意味があります。また、「員」には「所属する人」の意味があります。

全員を用いた例文には「全員がそろう」「全員にメールを一斉送信する」があります。

まとめ

まとめ
  • 全員の読み方は、「ぜんいん」が正しい。
  • 「ぜいいん」と読むのは間違い。
  • 全員は「ある集団に属するすべての人」を意味する。