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「憎悪」の意味と使い方や例文!「嫌悪」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
憎悪

【読み方】
ぞうお

【意味】
ひどくにくむこと。にくみ嫌うこと。

【語源・由来】
「憎」「悪」ともに「にくむ。」

【類義語】
嫌悪、厭悪、憎しみ

【対義語】
愛好、愛情、親愛

憎悪(ぞうお)の使い方

健太
ともこちゃんが彼を見る目に憎悪を感じたよ。
ともこ
私を裏切って他の女の子と付き合い始めた彼に憎悪を抱いているの。
健太
呪い殺しそうな勢いだね。
ともこ
呪えるものなら呪いたいわ。

憎悪(ぞうお)の例文

  1. いわれなき迫害に対して激しい憎悪を燃やす。
  2. 健太くんは、激しい憎悪にかられた。
  3. 健太くんに憎悪の念を抱いている。
  4. ともこちゃんは金持ちを憎悪している。
  5. 兄だけをかわいがる両親に憎悪を抱く。

「憎悪」と「嫌悪」の違いは?

憎悪」と似ている語に「嫌悪(けんお)」があります。

嫌悪」は、「憎みきらうこと。強い不快感を持つこと。」

という意味です。

憎悪」も「嫌悪」も激しく嫌うことをいいます。

しかし、「憎悪」は、激しく憎む気持ちをいうのに対して、「嫌悪」は、ぞっとするほど嫌であることをいう点が違います。

嫌悪」は、感覚的に嫌な場合に使うことが多いです。