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「論駁」の意味と使い方や例文!「論破」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
論駁

【読み方】
ろんばく

【意味】
相手の論や説の誤りを論じて攻撃すること。

【語源・由来】
「論」は「筋道を立てて述べる。事の理非を述べたてる。」
「駁」は「他人の説に反対する。反論する。」

【類義語】
辯駁、弁駁、反駁、反論、辨駁

論駁(ろんばく)の使い方

健太
昨日の討論会で、次々に論駁していくともこちゃんはすごかったね。
ともこ
あんな誤りだらけの理論に負けるわけにはいかないわ。
健太
ともこちゃんを敵に回したくないと思ったよ。
ともこ
敵に回ったら、健太くんであろうとも容赦しないわよ。

論駁(ろんばく)の例文

  1. 彼の理論に論駁を加える。
  2. ともこちゃんの仮説を論駁する。
  3. 陳述を論駁する。
  4. 真理は論駁されない。
  5. 健太くんの意見は、すぐにともこちゃんによって論駁された。

「論駁」と「論破」の違いは?

論駁」に似ている語に「論破(ろんぱ)」があります。

論破」は、議論をして相手の説を破ることという意味です。

論駁」は、相手の論の揚げ足をとることをいいます。

対して、「論破」は、理論立てた意見で相手を言い負かすことをいうので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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