【二字熟語】
品性
【読み方】
ひんせい
【意味】
道徳的基準から見た、その人の性質。人格。
【語源・由来】
「品」は「物や人の質によって分けた等級。」
「性」は「さが。うまれつき。うまれながらの心のはたらき。たち。」
【類義語】
人品、人格
品性(ひんせい)の使い方
こんな記事を書くなんて、この新聞社の品性を疑うね。
これはひどいわね。
これで事実と異なっていたら、どう責任をとるんだろうね。
社長が責任をとるしかないわよね。
品性(ひんせい)の例文
- 品性を養う。
- 健太くんは品性下劣だ。
- そんなことをいうとは品性が疑われる。
- 彼は品性が卑しい。
- 品性を陶治する。
「品性」と「知性」の違いは?
「品性」に似ている語に「知性(ちせい)」があります。
「知性」は、
①物事を知り、考え、判断する能力。人間の、知的作用を営む能力。
②比較・抽象・概念化・判断・推理などの機能によって、感覚的所与を認識にまでつくりあげる精神的能力。
という意味です。
「品性」は、道徳的規準から見た人柄をいいます。対して「知性」は、物事を知り、考え、判断する能力をいうので意味が違います。