【二字熟語】
籠城
【読み方】
ろうじょう
【意味】
①城などの中にたてこもって敵を防ぐこと。
②家などにこもって外に出ないこと。
【語源・由来】
「籠」は「中に閉じこもる。」
【類義語】
蟄居
【対義語】
開城
籠城(ろうじょう)の使い方
健太くん。いつまで押し入れに籠城する気?
母さんが折れて謝るまでだよ。
食料は何とかなるにしても、トイレは我慢できないでしょう?
その事を忘れていたよ。トイレに籠城すればよかった。
籠城(ろうじょう)の例文
- 籠城して原稿を書く。
- 吹雪で山小屋に籠城する。
- 籠城して援軍を待つことにした。
- 犯人は人質を盾にして民家に籠城した。
- あの頃は、感染症が蔓延して家に籠城する人が多かった。
「籠城」と「篭城」の違いは?
「籠城」と同じ読み方の語に「篭城」を見かけることがあります。
「篭城」の「篭」は、「籠城」の「籠」の略字です。
正字としてみなされておらず、異体字です。
なので、辞書には「籠城」しか載っていません。また、一般的に「籠城」を使います。