苛烈の読み方・意味とは?(語源由来・類義語)
【二字熟語】
苛烈
【読み方】
かれつ
【意味】
厳しく激しいこと。また、そのさま。
サッカーの試合で選手たちがひたすら激しく戦ってるときや、テストが難しくて厳しいと感じるときなんかに、この「苛烈」という言葉がぴったり合うんやな。
【語源・由来】
「苛」は「ある範囲や基準をこえる。」
「烈」は「容赦がなく、きびしい。むごい。」
【類義語】
峻烈
苛烈(かれつ)の解説
「苛烈」という言葉は、何かが非常に厳しい、または激しい状態やそのような様子を示す言葉なんだよ。この言葉は、単に「厳しい」や「激しい」というよりも、もっと強度が高く、時には手強い、過酷な状態や事柄を意味する時に用いられるんだ。
例えば、「苛烈をきわめる戦闘」という表現を考えてみると、この戦闘はただの戦いではなく、非常に激しくて、参加している人々もその厳しさや激しさに耐えながら戦っていることを想像できるんだ。つまり、この戦闘の中で、命がけの状況や極限の環境が続いていることが伝わるよ。
また、「苛烈な生存競争」という時、これはただの競争ではなく、勝ち残るためには非常に厳しい努力や献身が必要とされるような状況を指しているんだ。そこでの競争は、ただの努力や工夫では乗り越えられないほどの難しさや厳しさがあることを示しているよ。
「苛烈」の性質や特徴を示す名詞で「かれつさ」という言葉があるんだけど、この言葉を使うことで、「苛烈さ」を具体的に持っているものやその厳しさや激しさを強調することができるんだ。例えば、ある試験の「かれつさ」や、訓練の「かれつさ」などといった風に使うことで、それぞれの厳しさや激しさがどれほどのものなのかを伝えることができるんだよ。
だから、「苛烈」という言葉は、物事や状況がただの厳しさや激しさを超えて、非常に強烈な状態や様子を表しているんだね。
苛烈(かれつ)の使い方
苛烈(かれつ)の例文
- 自由を求めて苛烈な戦いをしている。
- 苛烈な国際競争に勝つ。
- 戦争は次第に苛烈さを増していきました。
- 少子化で大学受験の苛烈さは薄れている。
- トーナメントの上に行くほどに、競争は苛烈になる。
苛烈の文学作品などの用例
「苛烈」と「過酷」の違いを解説
「苛烈」に似ている語に「過酷(かこく)」があります。
「過酷」は、「厳しすぎるさま。ひどすぎるさま。」という意味です。
「苛烈」は、厳しく激しいことをいうので同義語と言えます。
それに対して「過酷」は、限界を超えたような、非常に厳しい状態を意味する。特に、自然の環境や人の状況などで使われることが多いんだ。
「過酷」は、もう、あり得ないくらい厳しい状況を言うんやろ?砂漠を歩くとか、超過密スケジュールとか、そんな感じの過度な厳しさやね。同じ「厳しい」でも、ちょっとシチュエーションや感じが違うんやな。