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「抱負」の意味と使い方や例文!「目標」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
抱負

【読み方】
ほうふ

【意味】
心の中にいだいている決意や志望。

【語源・由来】
「抱」は「心の中に思いをいだく。」
「負」は「後ろだてとする。頼みとする。」

【類義語】

抱負(ほうふ)の使い方

健太
お正月には毎年、一年の抱負を書初めで書くんだ。
ともこ
今年はなんて書いたの?
健太
0点脱却。
ともこ
去年も同じ抱負じゃなかった?

抱負(ほうふ)の例文

  1. 新年の抱負を述べる。
  2. 卒業後の抱負を語る。
  3. 社長就任にあたって抱負を語った。
  4. 試合に向けての抱負を述べた。
  5. 若いんだから、もっと大きな抱負を持った方がいい。

「抱負」と「目標」の違いは?

抱負」に似ている語に「目標(もくひょう)」があります。

目標」は、
①そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。
②射撃・攻撃などの対象。まと。
③行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。

という意味です。

抱負」は、目的達成に向けて、心の中にいだいている決意や志望をいいます。

対して「目標」は、達成するために設けた目当て、具体的に達成するべき事柄をいいます。

抱負」は、「目標」にたどり着くための計画や道筋をいいます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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