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「野蛮」の意味と使い方や例文!「野蛮人」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
野蛮

【読み方】
やばん

【意味】
①文化が開けていないこと。また、そのさま。
②教養がなく、粗野なこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「野」は「いやしく荒々しい。」
「蛮」は「下品で乱暴なこと。」

【類義語】
荒い、荒っぽい、荒荒しい、乱暴、がさつ

【対義語】
知的、文明

野蛮(やばん)の使い方

ともこ
ご飯とお味噌汁を混ぜて食べるなんて野蛮だわ。
健太
いろんな食べ方があっていいじゃない。
ともこ
多様性ってやつ?
健太
そうそう。認め合う気持ちが大事なんだよ。

野蛮(やばん)の例文

  1. 道路に唾を吐き捨てるなんて野蛮な行為だ。
  2. それは野蛮な風習だ。
  3. 暴力に訴えるとは野蛮極まりない。
  4. 戦国時代は、野蛮草昧な世の中だった。
  5. 野蛮未開の時代より豊かで便利になったが、心は貧しくなっている可能性は否めない。

「野蛮人」とは?

野蛮」を使った語に「野蛮人(やばんじん)」があります。

野蛮人」は、「野蛮な人。未開人。えびす。」という意味です。

【例文】

  1. 宣教師のフロイスは、豊臣秀吉を野蛮人と書き残している。
  2. 先住民は野蛮人という考えは、白人至上主義に基づく。
  3. 日本人は一部の地域では、今でも刀を持って歩いている野蛮人だと思われている。