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「大局」の意味と使い方や例文!「大局的」と「俯瞰的」の違いは?(類義語)

【二字熟語】
大局

【読み方】
たいきょく

【意味】
①物事の全体のありさまや、成り行き。大勢。
②囲碁で、部分でなく大づかみにみた勝負の局面。

【語源・由来】
「大」は「おおよそ。」
「局」は「情勢。」

【類義語】
大勢

【対義語】
局所

大局(たいきょく)の使い方

ともこ
まだくよくよしているの?
健太
だってさあ。
ともこ
小事にこだわって大局が見えなくなるようじゃ駄目だと思うわ。
健太
そうだね。小さいことにこだわってる場合じゃなかったよ。

大局(たいきょく)の例文

  1. 物事の大局を見る。
  2. 大局を誤った。
  3. 大局的視野に立つ。
  4. 攻守にわたり積極的かつ大局観を持った試合ができるよう邁進します。
  5. 大局に任せれば、自然と出口が見えてくるものだ。

「大局的」と「俯瞰的」の違いは?

対局」を用いた語に「大局的(たいきょくてき)」があります。

その「大局的」に似ている語に「俯瞰的(ふかんてき)」があります。

大局的」は、物事の全体を見渡すさま。
俯瞰的」は、高い所から全体を見下ろし眺めるさま。

という意味です。

大局的」は、変化する物事の移り変わりを見据えることをいいます。

対して「俯瞰的」は、その瞬間の全体像を把握することをいうので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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